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注目企業特集:Integra Japan株式会社② 品質保証部門 マネジャー W 様 ~子育てと両立しながら、QMS体制を会社の成長と共にさらに発展させていく~

2024/10/15

2024/10/15

目次

Interviewee:

Integra Japan株式会社

W 様:品質保証部門 マネジャー

大手外資系医療機器メーカーに新卒入社し、安全管理部門に配属。10年以上勤務しリーダーも経験後、2018年にIntegra Japanに安全管理責任者として入社。Integra JapanのQMS体制構築に貢献した。

2021年、安全管理部門に加え、品質管理、品質保証の部門を管轄する総括製造販売責任者に就任して現在に至る。2児の母。

 

QMS体制を一から作り上げていくところに面白味を感じて入社

松本:W様、本日はよろしくお願いいたします。まずはこれまでのご経歴をお聞かせ頂いてよろしいでしょうか。

W 様:よろしくお願いいたします。私は2005年に大手外資系医療機器メーカーに新卒入社し、安全管理部門に配属されました。その後同社でリーダーを経て、2018年3月にIntegra Japanに安全管理責任者として入社しました。そして2021年、安全管理部門に加え、品質管理、品質保証の部門を管轄する総括製造販売責任者に就任して現在に至ります。

 

松本:前職の大手医療機器メーカーから転職されようとしたきっかけと、Integra Japanを選んだ理由を教えてください。

W 様:新卒入社後10年以上前職で働いていたので、少し環境を変えてみたい、と思ったのがきっかけです。

何社かお声がけ頂いた中でIntegra Japanを選んだ理由としては、製造販売業を立ち上げると伺ったので、そこに関わることはキャリアにおいて貴重な経験になると思ったこと、また、QMSを1から作り上げていくというところに面白みを感じたからです。

 

松本:大手のあらゆる意味で確立した企業から、製造販売業立ち上げフェーズの企業に転職していかがでしたか?

W 様:一番強く感じたのは、前職企業はグローバル企業とはいえ、日本法人が大きいので、日本国内である程度の意思決定ができたんですね。対してIntegra Japanは、立ち上げからということで、全てグローバルの合意を得て進めていく必要があり、グローバルとのコミュニケーションが非常に増えました。

また、前職では入社時より当然ながらQMSが確立されており、それに沿って業務を進めていましたが、Integra Japanでは、QMSに関連する手順を1から作り上げていく必要がありました。大変ではありましたが、これまでの自分の経験を活かしてQMS体制を作り込んでいくことができました。まだ課題は残るものの、運用しやすい環境が築けたと思います。

 

松本:それは立ち上げから関わったならではの良い点ですね。

W 様:そうですね。前職はQMSという観点では厳しいプロセスが敷かれていました。現在はその経験をベースに改善を加えているので、Integra Japanは会社規模が小さいとは言え、しっかりとした体制ができていると思います。

チームワークを大切にするアットホームな雰囲気に助けられた

松本:Integra Japanでのご経験は、ご自身の「マネジャーとしてのキャリア」という観点からはどうでしょうか?

W 様:この会社でその部分は学ばせてもらっています。

Integra Japanに入社し、3年間ほど部下は二人で、2021年に総括製造販売責任者であるQA全体のマネジャーに就任しました。今年より韓国のQAもマネージすることになり、正社員8名、派遣社員1名の組織を管理しています。

 

松本:「QA全体のマネジャーに」と打診を受けた時はどう思われましたか?

W 様:この重要なポジションを私に任せるという、すごいチャレンジを会社はしてくるなと思いました(笑)。
ただ、前職でも安全管理とはいえ品質保証部門を含めて、他部門とも密接に仕事をしており、経験値はありましたので、こういった機会を与えていただけることはありがたいと思いました。もちろん荷が重い部分はありましたが。

 

松本:仕事と家庭の両立という部分で躊躇したところはありませんでしたか?

W 様:子供が二人いまして、まだまだ手がかかりますので、「そんな時期にこのポジションを引き受けていいのか」と悩んだのは確かです。ですが、日本の社長やグローバルが「是非挑戦してみては」とコメントしてくださったので、最後には「やってみようか」と。

 

松本:実際就任してみてどうでしたか?

W 様:当初は他の部門長の方からも、もちろん社長からも気にかけていただきましたし、もちろん業務におけるサポートも頂けました。小規模の会社ならではのチームワークを大切にする、アットホームな雰囲気があるので、非常に助けられました。

 

松本:インタビューさせて頂いた皆さんおっしゃいますけれど、マネジメントを含めたチームワークというか、アットホームさ、風通しのよさがすごくありますよね。
ご自身の組織でも、チームワークを意識して運営されていますか?

W 様:就任後、組織で動くということを強く意識しています。一定のスキルを持ったメンバーの集まりですので、当初は各人が個人商店状態となっていた部分もありました。ですので就任以降は、基本的にチームでしっかりと情報共有をして、ディスカッションして方向性を決めるという形をとっています。コミュニケーションを密に取って、意思決定を皆で行う形ですね。チームでプロセス立てて物事を考える環境は作れているのかなと思います。

 

松本:若くしてマネジャーになったという部分に関してはいかがでしたでしょうか?

W 様:組織の中で年齢が若いのでネックになるということは感じないですね。先ほどお話したようなサポートを受けられる部分も大きいと思います。

フレックスタイム制と在宅勤務制度で、子供がいても働きやすい環境

松本:働き方に関してお聞きしたいと思います。重要なポジションな上に、特にお子さんがいらっしゃるとなるとタイムマネジメントが大事になると思いますが、その点に関してはどうでしょうか?

W 様:そうですね。私のチームでは、品質管理グループは倉庫に毎日出社していますが、本社スタッフはハイブリッド勤務です。

在宅勤務日は、子どもを送り出して迎え入れつつも仕事ができますし、フレックス制度もあるため子供のイベントがあったとしても、その時間は抜けて、あとで補う形として、自分で働く時間を調整することもできます。自分で時間を組んで業務に取り組むことができるので、子供がいても働きやすい環境です。

 

松本:在宅の方が多いと、チームワークを醸成する、維持するという事が難しくなりませんか?

W 様:こまめにチームメンバーとは連絡を取って、チームミーティングなり、ワンオンワンなりを実施して、メンバーが疎外感や孤立感を感じないように心がけています。また、品質管理のチームが毎日出社をしている倉庫のほうにも定期的に顔を出して、フェイストゥフェイスのコミュニケーションを取るようにしています。

 

松本:マネジャーとして、今後の目標は何かございますか?

W 様:Japanの会社規模が大きくなるにつれて、会社全体が品質、コンプライアンスに対する意識を高めていくことは重要だと思っています。

あとは、グローバルにもっと我々の意見を聞いてもらえるような環境を作り上げていくことがゴールでしょうか。グローバルから見ても日本の売上は大きいですし、もっとJapanの声を吸い上げて対応してもらえるような環境を作り上げていきたいなと思っています。

例えば国内で発生した品質問題や国内の顧客からの製品に対する改善要求などを、定期的にグローバルにインプットして品質改善につなげていくようなパスを作って、日本の声を反映させてもらうようなことですね。

 

松本:ご自身は、仕事と子育てを両立しながら重要なポジションにもついていらっしゃいますが、Integra Japanで今後そのようなキャリアを目指す方にメッセージをお願いいたします?

W 様:考え方は人それぞれだと思いますが、私は、「子ども以外に自分の世界がなくなってしまったら、子供の手が離れた際に自分に何も残らないのでは」と感じていまして。

そういった自分の世界みたいなものを、家族とは別に持っておくっていうのは重要だと個人的には思います。Integra Japanは働き方もある程度自由ですし、在宅勤務の環境が提供されているところも考えると、自分で仕事と家庭のバランスを考えながら働いていくことは十分可能だと思います。

 

松本:とはいえ大変なこともある思うのですが。具体的なアドバイスはありますか?

W 様:私も模索中なんですけど(笑)仕事も家事も育児も効率化が重要ですよね。あとはもう「やることはやる、やらないことはやらない」と自分で取捨選択をすること。全部完璧にやろうとすると自分が潰れてしまうので、どこかで妥協するということも大切なのかなと思います。

私も総括製造販売責任者の仕事、部下のケア、子供二人の育児をすべて100%こなそうと思ったら、おそらく自分が破綻します(笑)。ですので、ほどほどに、うまく回るところのさじ加減を自分で見極めて、いい意味で適度に手を抜きつつ対応するのが一番いいのかなと思います。

LeadershipをとってProactiveに動いていきたい人がフィットする

松本:最後に、どんな方がIntegra Japanに合うと思われますか?また,どんな方に入社してもらいたいですか?

W 様:Integra Japanは、やはり大きな特徴として、組織がコンパクトで、国内上層部にもグローバルに対しても自分の意見を直接伝えやすい、距離が近いという点があります。
大きい会社ですとグローバルの上層部と話すのに何段階かステップがあると思うのですが、担当者が直接コミュニケーションできるということが、この会社のいいところかなと。ですので、自分がリーダーシップをとって仕事を進めていきたい人、自らプロアクティブに動いていきたい人に、フィットする会社なのかなと思います。

そういう方に入社して活躍してもらえればうれしいです。

 

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