転職成功者インタビュー:Fさん(20代/男性) 大学病院に看護師として勤務していたが、自身の成果が明確に給与や昇格に評価される環境を求め、医療機器メーカーの営業職として転職成功。

この記事を書いた人
ディレクター 片岡信寿

ジェイシーエルコンサルティングのディレクター。医療機器業界経験は20年以上。最初に入社した医療機器代理店が倒産。外資系医療機器メーカーに入社し、営業から営業マネジャー、地域営業部長まで務める。

ディレクター 片岡信寿をフォローする

JCL Consultingがサポートさせて頂き転職に成功された皆様に、転職活動の経験を語って頂く転職成功者インタビュー。

今回は大学病院に看護師として勤務されていましたが、自身の成果が明確に評価・反映される環境を求め、医療機器メーカーの営業職として転職されたFさんに片岡がお話を伺いました。 

 

片岡:Fさん、本日はよろしくお願いします。まずはこれまでのご経歴、業務内容を教えてください。

Fさん:大学を卒業後、5年間大学病院の集中治療部で看護師として働いてきました。そこで新生児から高齢者、外科・内科問わず幅広い年齢、疾患を持った患者様の全身管理を行ってきました。

  

片岡:今回、そもそも転職を考えた理由は何だったのでしょうか?

Fさん:元々は看護師としてキャリアアップをしていくつもりで大学を卒業し就職をしました。看護師として様々なことを学び成長を実感する一方で、主体的な行動に対する評価が給与に反映されず、基本的には年功序列である環境であったため、今後は自身の行動による目標達成や課題解決に対する明確な評価がある環境に身を置きたいと考え転職を決意しました。

まずは看護師の転職サイトに登録をして、他の病院であれば自身の希望を看護師のままでも実現できるかどうか考えました。結果としては私の希望するような環境は無く、看護師としては自身の考える将来像を実現できないと判断しました。そして色々調べる中で医療機器メーカーの営業職であれば看護師としての経験を活かし、私自身が希望する成果が評価される環境があると考え未経験の業種への転職を決意しました。

 

片岡:転職活動においては、転職サイト、人材紹介会社、人脈など、何をどのように利用しましたか?また、JCL Consultingを知ったきっかけや、利用するエージェントとして選んだ理由を教えてください。

Fさん:まず大手転職サイトに登録して2名のエージェントと話をしました。同時に当時働いていた職場で過去に同じように看護師から医療機器メーカーに転職された先輩に話を聞きJCLの片岡様を紹介して貰いました。

複数のエージェントとやり取りをすることは負担に感じたので、先輩から紹介いただいたJCLの片岡様にお願いすることにしました。大手のエージェントからは最初の段階では希望の職種の紹介がなかったのですが、片岡様からは希望していた職種・領域の求人を最初の段階から紹介いただいたことが決め手でした。

 

片岡:応募企業はどのような基準で選択しましたか?また、何社に応募し、選考結果はどうでしたか?

Fさん:応募企業は経験を活かせる循環器領域の医療機器を扱える企業であることと、最初の応募の段階では当時住んでいたエリアであることを基準で選択しました。

3社に応募して結果的には1社から採用いただけました。

1社目は1次面接で不採用の結果となり、2社目は3次面接で不採用、3社目も3次面接で不採用の結果となりました。3社目では他のエリアで3次面接から選考頂けるということでお願いしました。結果は3社目の2つ目のエリアでは不採用、3つ目のエリアで選考に通過し採用いただきました。

 

片岡:最終的に入社企業に決めた理由は何だったのでしょうか?

Fさん:私自身が希望していた循環器領域の医療機器を扱う企業であることと、1次面接で給料体系などこちらから聞きにくいことを説明していただき、以降の面接でも一緒に働きたいと思う方々だったからです。

また、看護師から未経験の営業への転職だったので条件はあまり気にせず、チャンスを頂けたら迷わず入社しようと考えていました。今回の選考で採用されなかったら転職活動についてプランを練り直す必要があると思っていたので、最後のチャンスを掴めて嬉しかったです。

 

片岡:JCLの転職サポートについてのご意見をお聞かせください。

Fさん:企業への就職と転職自体が初めてだったので、履歴書や職務経歴書の作成アドバイスや面接対策など丁寧にサポートしていただきました。さらに未経験の営業職への転職を希望していたため、営業とはどういう働き方でどういうアプローチをするのか、営業としてのキャリアビジョンなど多くのことを教えていただきました。

選考面接で営業職についての理解を確認されることがあったので、営業未経験の私にとってそうした情報提供はとても助かりました。合わせて面接でよく聞かれる内容や面接の雰囲気、重視されているポイントなども教えていただき、毎回の面接直前の打ち合わせのおかげで自信を持って面接に臨むことができました。打ち合わせについては看護師という不規則な勤務体系の中で柔軟に日時を調整していただきました。

転職活動を始めて1社目は1次面接で不採用となり、2社目、3社目も3次面接で不採用となったので、企業に採用されるスキルが私には無いのではないか、このまま転職活動をしても採用されないのではないかという不安を感じました。その中で片岡様に面接内容や私自身のスキル、転職に対する思いは企業に通用することをフィードバックいただくとともに私の希望にあった企業やエリアを柔軟に紹介いただいたことで、気持ちが折れることなく最後まで転職活動を続けることが出来ました。

また、看護師からの転職だとクリニカルスペシャリストとしての応募の方が経験をアピールでき通過率は高くなると思いますが、私にはあくまで営業職としてチャレンジしたいという純粋な気持ちがありました。その気持ちを尊重して転職活動をサポートして頂けたことも感謝していますし、最後まで信頼して転職活動のサポートをお願いできました。

看護師で勤務がシフト制だったため、仕事をしながら転職活動において自分で企業を探し応募、面接等の調整を行っていたら相当負担になっていたと思います。また、3社目の選考では最初に応募したエリアでの3次面接を通過できませんでしたが、他のエリアの募集を確認、選考の調整を頂いたことで採用に繋がりました。そうした面でもコンサルタントである片岡様を通じての企業のリサーチや面接日程、他エリアの募集や個別の選考調整などの転職サポートのおかげで今回の採用に至ったと強く感じています。

 

片岡:同じような環境にいて転職を検討している方にアドバイスをお願いいたします。

Fさん:働く中で私と同じような成果に対する明確な評価がある環境に転職したいという思いを持っている看護師も多くいると感じます。一方で安定している看護師から未経験の職種への転職は不安も大きく勇気が必要です。

ただ転職は目的ではなく、自身の将来像を実現するための手段だと思っています。転職活動をすることで自身の思いや将来像が明確になり、結果的に転職をしないという決断になるかもしれません。まずは気軽にエージェントに相談し転職活動を始めてみてはどうでしょうか。

 

片岡:今後の抱負などあればお聞かせください。

Fさん:転職をゴールではなく新たなスタートとして、新たな環境で努力を怠らず結果を残して今後のキャリアを築きたいと思います。

 

医療機器転職.jp TOPへ

転職サポート登録

登録前のご相談

 

タイトルとURLをコピーしました