シニアコンサルタント

公平 健一

[経験領域]
画像診断機器/放射線治療機器/超音波診断機器/RIS/PACS/WS/AI(デジタル医療機器)

私のこれまでのキャリア

大学卒業後、人材派遣会社、製紙会社を経て、医療業界に転職しました。その後約23年間、医療機器メーカーである日本アキュレイ株式会社およびシーメンスヘルスケア株式会社に勤務し、放射線治療装置や画像診断装置を中心とした大型医療機器の販売に従事しました。

最初は首都圏を中心とした営業担当として、公的機関や大学病院を含む主要顧客を担当し、営業として実績を積み上げました。大型医療機器は高額であるため、通常は複数年にわたる予算申請が必要です。その過程で、経営層への提案や、医師(脳神経外科、整形外科、循環器内科、心臓血管外科、放射線科、泌尿器科、麻酔科等)、コメディカルへの仕様確認・更新の目的明確化に加え、実現のために必要なファイナンス知識も身につけました。また、多くの企業と連携しながら、導入設計から仕様確認、入札対応、機器導入後の保守までを一貫して対応していました。

エリアマネージャーおよび営業所長として就任以降は、約15年間エリア戦略の策定と効率的な営業活動の推進を通じて、チームの売上やシェアの拡大を実現しました。 KOL(Key Opinion Leader)と長期的で良好な関係を構築し、ビジネスの持続的な成長を目指して戦略立案を行いチームへ落とし込みました。会社説明会や面接など採用活動への協力、若手営業担当者へのOJTを通じて、営業所ひいては会社全体の実力向上にも貢献しました。実績が認められ担当者・営業所長としてAwardを複数回受賞しています。

直近では、これまでの集大成として、パートナーシップ協定を締結した顧客に対し、最先端医療機器と術前の脳機能画像や複合3次元画像、術中の生体モニタリングやナビゲーション画像など、デジタル情報を統合した新しいコンセプトのOPERoomであるSmart(Seamless Multi-Access Reliable Treatment)ORやHybrid ORの実現に力を入れ、関係する企業の選定、インフラ整備調整を含む導入支援まで行い、脳神経外科領域では国内初となるエンタープライズ契約を実現させました。

上記のように医療機器業界において様々な経験を積んで参りましたが、業界の魅力を伝える側にまわりたいと思うようになり、現在に至ります。

求職者の方へのメッセージ

私が医療機器メーカーの営業所長から転職エージェントのコンサルタントへ転身したのは、自分自身もキャリア形成の相談をするなかで、医療業界の魅力とやりがいを多くの方に伝えたいという思いを抱いたからでした。

医療機器の営業としては、最先端の医療技術に関わり続けられること、自分が提案した装置や製品が実際に患者様の治療に役立つ場面に立ち会うことができることに深いやりがいを感じていました。また、私が携わっていた大型医療機器は購入予算額が大きく、医療機関の経営を左右することもあることから、多くのステークホルダーが関わります。各医療機関の経営陣、医師・看護師・コメディカル、IT含めた事務部門、さまざまな企業と協力しながら、結果を出すために詰将棋のように問題点を解決し、プロジェクトを進めていくことにも魅力を感じていました。今後は私の実体験を通じて、皆様にこの業界の魅力をお伝えできればと思っています。

さらに、スポーツを通じて社会に貢献することにも強い関心を持っています。学生時代より取り組んだアメリカンフットボールではXリーグに在籍していた経験もあり、競技と仕事の両立をしておりました。現在は地元である北海道で微力ながら競技の普及・発展・チーム運営の下支えをしています。競技者のセカンドキャリアに関するご相談もお受けしておりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。

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