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高齢化と医療機器のテクノロジーで、不整脈治療は “医療業界でも稀にみる拡大期” に入っています。
J-ABレジストリによれば、2022年の国内カテーテルアブレーション件数は 90,042件で、2025年には130,000件を超えると言われています。

テクノロジー面の主役はPFA(パルスフィールドアブレーション)であり、日本でも2023年12月にジョンソン・エンド・ジョンソン社より「VARIPULSE® Platform」が薬事承認を取得、その後2024年に日本メドトロニック社のPulseSelect™が承認、同年秋にはボストン・サイエンティフィックジャパン社のFARAPULSE™も承認となり、アボット社のVolt™もCEマークを取得し今後の国内導入が期待されています。

現在、各社の実装フェーズに入り国内症例にて安全性と効率の両立が期待され、症例増の後押し要因になっています。
世界に目を向けても電気生理(EP)関連市場は拡大中。2025年に約125.5億ドル規模*、25〜30年の年平均成長率は11.6%と予測。デバイス、3Dマッピング、ラボ設備など周辺も含めた市場拡大が広がっています。(* MarketsandMarketsより引用)

医療機器メーカー採用人材の視点では、企業ごとに求める人物像は異なりますが、アブレーション経験を持つスペシャリストの採用ニーズは急激に高まっています。併せてポテンシャル採用のニーズも高まっており、領域にかかわらず医療機器業界の経験のある方、臨床工学技士・看護師の方、さらには業界未経験者で営業経験のある若手の方にもチャンスがあります。PFAや3Dマッピングシステムなどのデバイスは今後も継続的に進化されるため、選考においては「向上心を持って学び続けられる人」「チームに好影響を与えられる人」が評価されていると感じます。今後営業以外のフィールド関連のポジション、学術、トレーニングの採用も増加すると思われます。

不整脈治療は、患者さんのQOLだけでなく、医療従事者・企業関係者のキャリアにも新しい選択肢をもたらしています。いま動けば、変化は追う側ではなく“つくる側”に回れるかもしれません。

ご興味のある方は、弊社窓口まで是非ご相談ください。

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