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富士フイルム社は、永久磁石オープンMRIシステム「APERTO Lucent ff(アペルト ルーセントダブルエフ)」 「AIRIS Vento ff(エアリスベントダブルエフ)」の新モデルを発売しました

2026/07/23

2026/07/23

目次

富士フイルムは、永久磁石オープンMRIシステムの新モデル「APERTO Lucent ff」および「AIRIS Vento ff」を発売しました。両製品は、AI技術を活用した画像再構成技術とワークフロー支援機能を搭載し、高画質化と検査効率の向上を図ったモデルです。

オープンMRIは、開放的な構造によって被検者の圧迫感を軽減できることに加え、液体ヘリウムを使用しないため設置性に優れることが特徴です。一方で、低磁場であることから、高画質な画像取得と短時間撮像の両立が課題とされてきました。

今回発表された「APERTO Lucent ff」「AIRIS Vento ff」は、AI技術を活用して開発した画像再構成技術(Deep Learning Reconstruction)を搭載しています。撮像時に発生するノイズを低減しながら信号を補完することで、0.3テスラおよび0.4テスラの低磁場環境でも高い視認性を持つ画像取得を可能にしています。

撮像性能の向上に加え、検査時間の短縮にも取り組んでいます。富士フイルムによると、現行機と比較して頭部検査では約32%、膝検査では約40%の撮像時間短縮が可能となりました。

操作面では、AI技術を活用したスライスライン設定サポート機能「AutoPose」を搭載し、断面画像の位置や角度設定を自動化しています。画像処理や表示、保存までの一連の作業を効率化することで、検査全体の運用負荷軽減にもつなげています。

近年のMRI市場では、画質性能に加え、限られた人員の中で検査件数を維持・拡大するための運用効率も重視される傾向にあります。今回の製品は、オープンMRIが持つ患者負担の少ない検査環境にAI技術を組み合わせることで、こうしたニーズへの対応を図るものといえます。今後は、画像診断装置においても撮像から画像処理までを含めたワークフロー最適化の取り組みがさらに進展していくことが期待されています。

富士フイルムメディカル株式会社 HP https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/13800

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