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富士フイルム社は、腰椎・大腿骨・前腕の骨密度を測定するX線骨密度測定装置「FBD Coaccula(エフビーディー コアキュラ)」を発売しました。

2026/08/28

2026/08/28

目次

本製品は、AI技術を活用して開発した自動解析機能を搭載し、骨密度検査のワークフロー効率化と検査時間の短縮を支援します。

骨粗しょう症は、国内で40歳以上の約1,590万人が罹患していると推定されています。実際に治療を受けている患者は一部にとどまるとされており、自覚症状が少ないことから発見が遅れやすい疾患です。
高齢者の大腿骨骨折や脊椎圧迫骨折は要介護リスクの上昇にもつながるため、骨密度検査による早期発見・早期介入の重要性が高まっています。

骨密度測定では、撮影後の解析工程において骨と軟部組織の識別や計測範囲の設定など複数の作業が必要となります。高齢化に伴い検査需要の増加が見込まれる中、検査精度を維持しながら効率的に運用できる環境整備も求められています。
FBD Coacculaでは、自動解析機能「ワンクリック解析」により、腰椎および大腿骨の解析範囲設定、骨と軟部組織の分離、計測部位の設定を自動化しています。

また、同一被検者の経過観察時には前回と同じ解析条件を適用できる「ターゲットコピー」機能を搭載し、継続的な評価を支援します。加えて、標準体型の被検者におけるスキャン時間を腰椎20秒、大腿骨10秒と従来機の約半分に短縮しました。
検査室のスペースを有効活用できるコンパクト設計を採用し、既存のX線撮影室への設置にも配慮されています。

骨粗しょう症診療では、早期発見に加え、治療効果の確認や継続的な経過観察の重要性も高まっています。そのため骨密度測定装置には、測定精度だけでなく、検査効率や運用負荷の軽減を支援する役割も求められるようになっています。
高齢化社会における骨粗しょう症対策を支える検査環境の整備に向けて、検査ワークフローの効率化と被検者負担の軽減を両立するソリューションの開発がさらに進展していくことが期待されています。

富士フイルムメディカル株式会社
https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/13867

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