富士フイルムメディカル社は、術場画像追従・重畳システム「SYNAPSE VINCENT Eye」を発売しました
2026/09/03
2026/09/03
目次
富士フイルムは、手術室や検査室での画像参照をサポートする術場画像追従・重畳システム「SYNAPSE VINCENT Eye」を発売しました。
本製品は、3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」の新エディションとして提供されるもので、術前に作成した3Dシミュレーション画像や術中超音波画像を内視鏡映像に重ねて表示できるのが特長です。
低侵襲手術やロボット支援手術の普及に伴い、手術中に活用される画像情報はますます増えています。一方で、術者は複数のモニターを見ながら画像を確認したり、頭の中で位置関係を整理したりする必要があり、情報を効率よく活用することが課題となっています。
「連動ビューア」は、内視鏡映像から肝臓の向きを解析し、術前に作成した3D画像を同じ向きに自動表示する機能です。肝臓内の血管や腫瘍の位置が把握しやすくなり、画像確認時の操作負担軽減を支援します。
また、「超音波フラッグAR」は、超音波プローブの位置や方向を解析し、超音波画像を内視鏡映像上に表示する機能です。術者は内視鏡映像と超音波画像を同一画面で確認できるため、血管や腫瘍の位置関係をより直感的に理解しやすくなります。さらに、磁気センサーや光学式センサーを使用せず、ARマーカーによって位置情報を解析する点も特徴です。
近年の外科領域では、術前シミュレーションから術中ナビゲーション、術後評価までをデジタル技術でつなぐ取り組みが進んでいます。画像を単に確認するだけでなく、必要な情報を術野と関連付けて提示する技術への期待も高まっています。
手術支援技術は、ロボット手術や内視鏡手術の発展とともに進化を続けています。術前・術中画像を活用したナビゲーション技術の高度化により、医療現場での意思決定支援や業務効率化を後押しするソリューションのさらなる発展が期待されています。
富士フイルムメディカル株式会社
https://www.fujifilm.com/fms/ja/news/382
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