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エルピクセルは、胸部CT画像から肺結節候補域を検出し、医師の診断を支援する画像診断支援AI「EIRL Chest CT」の新バージョンの提供を開始しました。新モデルでは、肺がん検診ガイドラインで用いられる定量評価指標の拡充に加え、RaySum画像出力機能を新たに搭載し、読影業務の効率化と視認性向上を支援します。
胸部CT検査は、肺がんをはじめとする呼吸器疾患の診断において重要な役割を担っています。被ばく量を抑えた低線量CT検診の普及に加え、撮影技術の進歩によって1検査あたりの画像数も増加しており、読影医が処理すべき情報量は年々増大しています。一方で、読影医不足への対応や診断精度の維持も求められており、負担軽減と効率化の両立が課題となっています。
今回の機能拡張では、従来の長径や体積、CT値に加え、「2次元短径」「2次元長短径の平均径」「3次元長径」の自動計測機能を追加しました。肺がん検診ガイドラインで活用される定量評価指標をより幅広くカバーすることで、計測作業の効率化と評価の標準化を支援します。
また、RaySum画像上への解析結果表示にも対応しました。これにより病変候補の位置関係を一目で把握しやすくなり、検出結果の確認を容易にするとともに、日常診療におけるダブルチェック体制の構築を支援します。
画像診断領域では、AIの活用が病変検出の支援にとどまらず、定量評価や読影ワークフローの最適化へと広がりつつあります。特に肺がん検診では、検査件数の増加と読影負荷の上昇を背景に、診断精度を維持しながら効率的な運用を実現するソリューションへの関心が高まっています。
AIを活用した画像診断支援技術は、読影医の判断を補完しながら、評価手順の標準化や業務効率化を支援する役割が一層重要になっています。検診需要の拡大が見込まれる中、診療現場のワークフローに自然に組み込まれる画像診断支援ソリューションの開発がさらに進展していくことが期待されています。
RaySum画像:大量のCT画像を一枚に集約して表示する画像
PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000010005.html
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