転職成功者インタビュー:Fさん(40代/男性) いったん別業界に転職したが、再度医療機器業界のサービスエンジニアとして転職成功。

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顧問 松本英嗣

医療業界専門エージェント、JCLコンサルティングの顧問。医療機器業界で営業、マーケティングを経験した後、JCLコンサルティングを2005年に設立し現在に至る。

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JCL Consultingがサポートさせて頂き転職に成功された皆様に、転職活動の経験を語って頂く転職成功者インタビュー。

今回は、医療機器のサービスエンジニアとして活躍後、別業界に転職されましたが、再度医療機器業界のサービスエンジニアとして転職に成功されたFさんに、松本がお話を伺いました。

 

松本:まずは前職までのご経歴、業務内容を教えてください。

Fさん:新卒にて通信機器のFSE(Field Service Engineer)として10年弱の経験を積み、その後、臨床検査機器のFSEとして約10年、機器の点検・修理及び保守契約の営業活動と締結業務を行って参りました。

現在はFSE時代の自己啓発として取得した第2種電気工事士の資格を活かし、製薬・食品工場等の搬送ラインの電気設計や電気配線等の業務を主として、機器設置やアフターフォローを行っております。

 

松本:現職への転職でいったん医療機器業界を離れられていますが、その理由は何だったのでしょうか?

Fさん:医療機器業界(臨床検査機器)での経験は、自身の仕事に対するやりがいや社会に対する貢献共にとても有意義なものでしたが、自身の担当エリアが遠方であったことや時間的な拘束の面で大切な家族(特に幼い娘)との時間が取れず、寂しい思いをさせてしまいました。

家族との時間を大切にし、自身の自己啓発で取得した資格を活用したいと考え、医療業界を離れる決断をいたしました。

 

松本:では今回、医療業界に復帰を考えた理由は?

Fさん:現職では親会社からの業務委託のみを請け負い、自社にて能動的に活動を行う風潮はありませんでした。良く言えば安定しているのですが、以前から能動的に業務を行っていた気質もあり、もう一度FSEとしてのキャリアを「医療機器業界」で発揮したいと考えました。

 

松本: 40歳を越えてから転職ということで不安はありませんでしたか?

Fさん:正直なところ、転職について大きな不安はありませんでした。私自身が就職氷河期のなか就職を経験しており、転職においてもチャンスがあれば積極的に活動していこうと考えておりました。

もちろん年齢を考慮し、全くの未経験職種は視野に入れず、医療機器業界をはじめとした経験のある業界を検討していました。

 

松本:転職活動においては、転職サイト、人材紹介会社、人脈など、何をどのように利用しましたか?また、JCL Consultingを知ったきっかけや、エージェントとして選んだ理由を教えてください。

Fさん:JCL様を知ったきっかけは、転職サイトに登録した際に松本様からお声がけ頂いたことで、その後実際に求人企業へ応募へと進めて頂きました。

大手人材紹介会社をはじめ他の数社の紹介会社にも登録しており、いくつかの案件を相談いたしましたが、条件等がかみ合わず、応募には至りませんでした。しかし数社の求人企業の採用担当者様より直接スカウトをいただき、応募に進めました。

 

松本:応募企業はどのような基準で選択しましたか?また、何社に応募し、選考結果はどうでしたか?

Fさん:基本的に医療業界のFSEに絞って応募いたしました。最終的に応募した企業様は5社になりました。内訳はJCL様よりご紹介いただいた企業2社、企業様から直接スカウトを頂いた3社となります。

JCL様からご紹介いただいた企業様につきましては1社内定、1社は最終面接でお見送りという結果でした。

企業様から直接スカウトを頂いた3社のうち2社についてはお互いの条件が合わず見送りとなり、残りの1社については最終的に入社を決めた企業様から内定を頂いた為、初回面接前に辞退させていただきました。

 

松本:最終的に入社企業に決めた理由を教えてください?

Fさん:入社企業は以前に勤務しておりました会社と提携していた時期があり、機器の保守代行を実施していた経験があります。企業様にもその経験を買っていただき、自身のスキルと経験を最大限に発揮できる環境であると実感したため、今回の転職を決めました。

 

松本:最後の最後で「将来的な転勤に対する柔軟性」がオファーを左右するという状況になりました。ご家族とも相談されていましたが、その時のお話を伺えますか?

Fさん:一度は家族との時間を大切にするために医療業界を離れる決断をいたしました。今回も「将来的な転勤」という大きな壁が自身の前に立ちはだかりました。

ですが、以前とは違い家族から「頑張って」と応援される自分がいました。この数年間の間に幼かった娘も成長し、逆に私が励まされました。その応援に応え、「努力すれば何でも出来る事を教えてやりたい」と感じ、今回の決断をいたしました。

 

松本:JCLの転職サポートについてのご意見をお聞かせください。

Fさん:JCL様のサポートにつきましては全ての面において大満足しております。医療機器業界に特化されたエージェント様ということもあり、他のエージェント様よりポイントを絞ったアドバイスをいただけました。

書類作成等では自身では気づけなかった弱みや強み、短所から長所への話の転換、自身では経験が無かった外資企業様の選考ポイントのご指摘等です。コンサルタント様自身がベテランの業界経験者であり、経験者ならではのアドバイスやご意見等は重要なポイントだったと感じております。

他社のエージェント様と比較すると、やはり医療業界というニッチな業界に特化されていることが大きな違いと感じております。全般的なアドバイスではなく、業界に絞ったご指導を頂けたことが有意義な活動を進められた要因では無いかと感じております。

 

松本:同じような環境にいて転職を検討している方々にアドバイスを頂けますでしょうか?

Fさん:色々と思うところはあるかとは思いますが、まずは能動的に活動を開始することが大切だと思います。私と同世代(40歳前後)の方であれば、新卒時期に厳しい経験をされた方も多いかと思いますが、だからこそ、その経験を活かして活動すべきだと思います。

若い方(30歳未満等)の方々は比較的チャレンジを好まない傾向があるようですが、もっと自身にあった業界にチャレンジしていくべきだと感じます。

 

松本:今後の抱負などあればお聞かせください。

Fさん:今回、40歳を越えてからの転職というアクションを起こしました。不安がないと言えば嘘になりますが、それ以上に新たなチャレンジが出来ることと、その環境を提供していただいた皆様に感謝しております。

成果と実績を残すという形で恩返しをしたいと思います。また、その環境を支えてくれている家族に最大限の感謝をし、これからの人生を積み上げてゆきたいと考えております。

今回は、素晴らしい経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

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