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富士フイルムメディカル:外科用Cアーム型X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS Slim」を発売

2026/09/17

2026/09/17

目次

富士フイルムは、外科用Cアーム型軽量X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS Slim(カルネオ クロススリム)」を発売しました。2021年に発売した「FUJIFILM DR CALNEO CROSS」の後継モデルに位置付けられ、軽量・コンパクト設計やワイヤレス運用といった特徴を継承しながら、術中の操作性向上を目的としてX線管球部の小型化を図った製品です。

新製品では、X線管球部の幅を従来の330mmから180mm(最小部160mm)へ縮小しました。これにより、手術台や周辺機器との干渉を抑えながら装置を配置しやすくし、整形外科手術などにおける術中ポジショニングの自由度向上を支援します。また、管球熱容量を900kHUへ拡大し、長時間の透視にも対応しています。本体重量は約249kgで、モニターカートやフットスイッチとのワイヤレス接続にも対応しています。

整形外科領域では、高齢化に伴う骨粗しょう症や変形性関節症などの運動器疾患患者の増加を背景に、骨折整復術や脊椎固定術を中心とした低侵襲手術の需要が高まっています。これらの手術では術中透視による位置確認が重要な役割を担っており、外科用Cアームには画像性能だけでなく、限られた手術室空間での取り回しや操作性も求められるようになっています。

近年は術中イメージング機器において、高画質化や被ばく低減に加え、ワークフロー改善や省スペース化へのニーズも高まっています。手術の低侵襲化が進む中で、術場における機器配置の柔軟性や操作負担の軽減は、装置選定における重要な評価項目の一つとなっています。

今回のCALNEO CROSS Slimは、術中透視に求められる基本性能に加え、術場での運用性向上に重点を置いた製品と位置付けられます。術中イメージングを取り巻く環境が変化する中、医療現場のワークフロー効率化や操作負担の軽減を支えるソリューションの開発が今後も進むことが期待されています。

富士フイルムメディカル株式会社
https://www.fujifilm.com/fms/ja/news/392

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