転職成功者インタビュー:Sさん 医療機器メーカーアプリケーション職からエデュケーション職へ転職成功

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代表 井口貴博

医療業界専門エージェント、JCLコンサルティングの代表。医療機器の業界経験は20年以上。前職では外資系医療機器メーカーの立ち上げ時期に参画し、最終的には営業本部長を務める。

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JCL Consultingがサポートさせて頂き転職に成功された皆様に、転職活動の経験を語って頂く転職成功者インタビュー。

今回は、医療機器メーカー アプリケーション職から医療機器メーカー エデュケーション職へ転職されたSさんに、井口がお話を伺いました。

 

井口:前職までのご経歴、業務内容を教えてください。

Sさん:日本国内で、外資系機器メーカーでのアプリケーションの仕事を数年行いました。

その後海外にて画像解析を行う装置の担当、CTやMRなどの画像を撮影後収集してPACS、クエリしてワークステーションに取り込み、解析を行う担当者として従事しておりました。

 

井口:転職を考えた理由は何だったのでしょうか?

Sさん:大きく2つあります。

もともとお客様とFace to Faceで業務を行うことが多かったのですが、コロナ禍になりリモートが多くなりました。シャイな国民性もあって、リモートだと本音を聞き出すことが難しく、ひたすら本社からの指示をこなしてはいたものの、キャリアが停滞しているのではないかと疑問を持ち始めた事が1つ目の理由です。

2つ目の理由ですが、10年以上、画像診断を担当してきましたが、あくまで診断するところまでがメインであり、その後の治療に関しては携わっていた為、患者のQOLがどう変わったか?を見る機会もありませんでした。

そのような環境、つまり診断という自分のパーソナルゾーン、コンフォートゾーンから抜けて、自身の成長ため治療の方にチャレンジしようと思ったことがきっかけでした。

 

井口:きっかけはコロナ禍での状況の変化も大きかったのですね。

Sさん:そうですね、もしコロナ禍にならなかったら、あと1,2年は海外での経験を積みたかったですね。

 

井口:転職活動においては何を、どのように利用しましたか(転職サイト、人材紹介会社、人脈など)?また、JCLを知ったきっかけや、エージェントとして選んだ理由を教えてください。

Sさん:JCLさんに相談する前に、2社のエージェントの方と面談をしました。うち1社から医療案件を紹介され、応募したのですが、その後連絡も無く印象も良くなかったので他のエージェントを探すことにしました。色々と調べているうちにJCLさんのホームページを見てこれだ!と思って登録しました。

 

井口:今回の転職における応募ポジションの選択基準を、企業、職種の側面から教えてください。

Sさん:企業としては大手をまずは優先しました。キャリアを構築するために国内ベンチャーの企業なども検討しましたが、自分の基準が定まってなかったので、ある程度大企業の中のベンチャー的な事業部があればいいな、と思っておりましたところ、JCLさんからそのような求人案件を頂きました。もう1社検討していたのも大企業の中の新規事業部でしたね。

職種に関してはマーケティングと、エデュケーション2つを考えていました。

これまで経験してきた、お客様に説明することがメインの業務となるクリニカルサポートや営業サポート以外がやりたいと思い、自身のこれまでのキャリアを活かすことができるマーケティングやエデュケーションを志望致しました。

 

井口:私も初回面談にて、Sさんの詳しい経歴内容を教えていただいた際に、経験値からクリニカル以外のマーケティングやエデュケーションでも即戦力に近い方だと認識し、すぐにポジションサーチを始めました。

最終的に入社企業に決めた理由は何でしたか?

Sさん:全てが当てはまっていましたね。大手企業の新たな事業部であったのでベンチャー気質なところや、職種が治療製品のエデュケーションというところ、語学力も活かせるところ等です。条件も良く結果として非常に満足しています。

 

井口:JCLの転職サポートについてのご意見をお聞かせください。

Sさん:レスポンス良く対応してくださった事や、井口さんと人事の方との信頼関係が印象的でした。

 

特に内定をいただく直前は、海外の面接官を含めて多くのインタビューが短期間で組まれ、超過密スケジュールとなりました。

人事の方、井口さん双方と直接やり取りをする状況になりましたが、そういった中でも、ストレスなくコミュニケーションが実施できました。私が人事の方に言いにくいことは人事の方も聞かず、井口さんに相談すべき事として自然に対応されており、お二人がうまく連携され私を含めた3人で乗り越えたような気がします。

 

井口:同じような環境にいて転職をしようとする方にアドバイスをするとしたら?

Sさん:海外に行って業務で苦労した方が日本に戻る場合に、海外赴任手当が多い企業などは、帰国後に条件が悪くなる場合もあります。それが転職のきっかけになるかと思いますので、早めに情報収集することが一番重要だと思います。

今回の私のケースではポジションサーチをして頂いたことでうまくいったのですが、海外で経験を積んだ方が、日本でなかなかマッチするポジションを見つけられない印象はありますので。

 

井口:キャリアの構築についての考え方、後輩がいた場合のアドバイスなどがあればお願いします。

Sさん:海外に行って感じたのは、改めて日本人が勤勉だという事、働く時間も長いという事です。もちろん国や業界、職種にもよると思いますが、私の経験から言いますと、日本で3年働くと海外では倍の5,6年働いてきた経験を自然に積んでいると思います。

その為、経験年数が少ないからキャリアチェンジや、場合により転職などを先延ばしにしている人は、やりたいことやビジョンがあれば、早く動いても良いと思います。

 

井口:今後の抱負などあればお聞かせください。

Sさん:まずはせっかく治療領域の事業部に転職できたので、早期に自身の職務、責任を果たせるよう経験を積み、仕事としてのやりがいを感じられるように努力していきたいと思います。

 

井口:早くその日が来ることを期待しています。本日はありがとうございました。

Sさん:ありがとうございました。

 

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